2010年11月15日

みだれ髪翻詠029-030

ymg030 悠山人
細い文字あなたがそっと書いたのね 玉虫小箱の蓋を開いて
ymg029 悠山人
ちらと見た若葉の茂る奈良の宿 薄眉墨も懐かしいわね

みだれ髪114 与謝野晶子
文字ほそく君が歌ひとつ染めつけぬ 玉虫ひめし小筥の蓋に
みだれ髪110 与謝野晶子
ほの見しは奈良のはづれの若葉宿 うすまゆずみのなつかしかりし
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2010年11月14日

みだれ髪翻詠027-028

ymg028 悠山人
ひな祭り終わって箱に入れるとき ふと溜め息が桃にかかって
ymg027 悠山人
真夏でも真っ赤に咲いて美しい 私の恋もこの花のよう

みだれ髪109 与謝野晶子
ひとつ篋にひひなをさめて蓋とぢて 何となき息桃にはばかる
みだれ髪102 与謝野晶子
夏花のすがたは細きくれなゐに 真昼いきむの恋よこの子よ
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2010年11月13日

みだれ髪翻詠025-026

ymg026 悠山人
蓮見から僧のあなたを待つ私 紅と白とのどちらがお好き?
ymg025 悠山人
二人には無才の二字は無関係 でも続くのは恋なの歌なの?

みだれ髪099 与謝野晶子
漕ぎかへる夕船おそき僧の君 紅蓮や多きしら蓮や多き
みだれ髪098 与謝野晶子
人ふたり無才の二字を歌に笑みぬ 恋二万年ながき短き
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2010年11月12日

みだれ髪翻詠023-024

ymg024 悠山人
その日から私は死んでしまったの 別の女性が出て来るなんて
ymg023 悠山人
春になりすっかり琴も弾かないと 乱れた髪がさわって泣くの

みだれ髪095 与謝野晶子
その日より魂にわかれし我れむくろ 美しと見ば人にとぶらへ
みだれ髪090 与謝野晶子
春三月柱おかぬ琴に音たてぬ ふれしそぞろの宵の乱れ髪
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2010年11月11日

みだれ髪翻詠021-022

ymg022 悠山人
傘さして水汲みするのも辛くない 麦は青いし雨も優しい
ymg021 悠山人
恋が成り寝覚めに広い野に立てば 小川でさえも美しい夏

みだれ髪086 与謝野晶子
小傘とりて朝の水くみ我とこそ 穂麦あをあを小雨ふる里
みだれ髪080 与謝野晶子
恋ならぬねざめたたずむ野のひろさ 名なし小川のうつくしき夏
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