2010年12月20日

みだれ髪翻詠099-100

ymg100 悠山人
清くても銀の炎の白さでは 寂しいなあと人の集見る
ymg099 悠山人
金色に羽ひからせてキューピッド 躑躅を口に小舟で来るわ

みだれ髪386 与謝野晶子
清し高しさはいへさびし白銀の しろきほのほと人の集見し
みだれ髪381 与謝野晶子
金色の翅あるわらは躑躅くはへ 小舟こぎくるうつくしき川


◆『みだれ髪』翻詠百選 悠山人選詠◆
      = 完 =
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2010年12月19日

みだれ髪翻詠097-098

ymg098 悠山人
歌詠んでと頼んでおいた扇子なのに 返らないまま秋の風ねえ
ymg097 悠山人
病んでいる首に手まわし口づけを すればあなたはとても熱いわ

みだれ髪375 与謝野晶子
染めてよと君がみもとへおくりやりし 扇かへらず風秋となりぬ
みだれ髪373 与謝野晶子
病みませるうなじに繊きかひな巻きて 熱にかわける御口を吸はむ
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2010年12月18日

みだれ髪翻詠095-096

ymg096 悠山人
水流れ柳の春はなつかしい 愛されている私ですもの
ymg095 悠山人
抜け出ても靄が晴れてはいないのね 夕の鐘のそばで待つわよ

みだれ髪370 与謝野晶子
ゆく水に柳に春ぞなつかしき 思はれ人に外らなぬ我れ
みだれ髪363 与謝野晶子
そとぬけてその靄おちて人を見ず 夕の鐘のかたへさびしき
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2010年12月17日

みだれ髪翻詠093-094

ymg094 悠山人
罪背負う男を懲らせと清い肌 長い黒髪それが私よ
ymg093 悠山人
そのときから花の色がなくなったの 疑わせたり惑わせたりね

みだれ髪362 与謝野晶子
罪おほき男こらせと肌きよく 黒髪ながくつくられし我れ
みだれ髪358 与謝野晶子
ふとそれより花に色なき春となりぬ 疑ひの神まどはしの神
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2010年12月16日

みだれ髪翻詠091-092

ymg092 悠山人
道もない後ろも見ない名のらない ここに恋する二人がいるだけ
ymg091 悠山人
卯の花で傘を飾って手を添えて 五月雨なのに早く来ないかな

みだれ髪352 与謝野晶子
道を云はず後を思はず名を問はず ここに恋ひ恋ふ君と我と見る
みだれ髪349 与謝野晶子
卯の花を小傘にそへて褄とりて 五月雨わぶる村はずれかな
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